Archive for 2月, 2016


遅くなりました。

アカデミー賞の結果です。

◎は本命、○が対抗、▲大穴です。

第88回アカデミー賞

【作品賞】 ◎『スポットライト 世紀のスクープ』

【監督賞】 ▲アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ『レヴェナント:蘇えりし者』

【主演男優賞】 ◎レオナルド・ディカプリオ『レヴェナント:蘇えりし者』

 【主演女優賞】 ◎ブリー・ラーソン『ルーム』

 【助演男優賞】 ◎マーク・ライランス『ブリッジ・オブ・スパイ』

 【助演女優賞】 ◎アリシア・ヴィキャンデル『リリーのすべて』

 【長編アニメ賞】 ○『インサイド・ヘッド』

 【外国語映画賞】 ◎『サウルの息子』(ハンガリー)

 【オリジナル脚本賞】 ◎トム・マッカーシー他『スポットライト 世紀のスクープ』

 【脚色賞】 ▲チャールズ・ランドルフ他『マネー・ショート 華麗なる大逆転』

 【美術賞】 ◎コリン・ギブソン『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

 【撮影賞】 ▲エマニュエル・ルベツキ『レヴェナント:蘇えりし者』

 【衣装デザイン賞】 ◎『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

 【編集賞】 ◎マーガレット・シクセル『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

 【メイクアップ&ヘアスタイリング賞】 ◎『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

 【作曲賞】 ◎エンニオ・モリコーネ『ヘイトフル・エイト』

 【オリジナル歌曲賞】 ◎Writing’s on the Wall『007/スペクター』

 【音響賞/録音賞】 ◎『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

 【音響編集賞】 ◎『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

 【視覚効果賞】  『エクス・マキナ』

 【ドキュメンタリー賞】 ◎『Amy』

 【ドキュメンタリー短編賞】  『A Girl in the River : The Prince of Forgiveness

 【実写短編賞】 ▲『Stutterer』

 【短編アニメ賞】 ◎『Bear Story (Historia De Un Oso)』

第39回日本アカデミー賞

 【最優秀作品賞】 ◎『海街diary』

 【最優秀アニメーション作品賞】 ○『バケモノの子』

 【最優秀監督賞】 ◎是枝裕和『海街diary』

 【最優秀脚本賞】 ▲足立紳『百円の恋

 【最優秀主演男優賞】 ◎二宮和也『母と暮せば』

 【最優秀主演女優賞】 ◎安藤サクラ『百円の恋』

 【最優秀助演男優賞】 ◎本木雅弘『日本のいちばん長い日』

 【最優秀助演女優賞】 ○黒木華『母と暮せば』

 【最優秀音楽賞】 ○サカナクション『バクマン。』

 【最優秀撮影賞】 ◎瀧本幹也『海街diary』

 【最優秀照明賞】 ◎藤井稔恭『海街diary』

 【最優秀美術賞】  花谷秀文『海難1890』

 【最優秀録音賞】  松陰信彦『海難1890』

 【最優秀編集賞】  大関泰幸『バクマン。』

 【外国作品賞】 ◎『アメリカン・スナイパー』

米アカデミー賞は、去年の失敗に較べいい成績を収めることができました。とくに俳優陣はよく当たったと思います。敢えて言うと、監督賞はちょっと意外で予想できませんでしたね。

日本アカデミー賞も、よく当たったと思います。スタッフの方は少しノーマークが多かったですが。

ちょっと嬉しいです。

また、来年も懲りずに頑張ります。

お久しぶりです。

例年通り日米のアカデミー賞を予想してみましたので、お付き合いくださいませ。

興味のない方はスルーしてくださいね。◎は本命、○が対抗、▲大穴です。

第88回アカデミー賞

【作品賞】 ◎『スポットライト 世紀のスクープ』 ○『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 ▲『レヴェナント:蘇えりし者』

【監督賞】 ◎ジョージ・ミラー『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 ○トーマス・マッカーシー『スポットライト 世紀のスクープ』 ▲アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ『レヴェナント:蘇えりし者』

【主演男優賞】 ◎レオナルド・ディカプリオ『レヴェナント:蘇えりし者』 ○マット・デイモン『オデッセイ』 ▲マイケル・ファスベンダー『スティーブ・ジョブズ』

【主演女優賞】 ◎ブリー・ラーソン『ルーム』 ○シャーロット・ランプリング『さざなみ』 ▲シアーシャ・ローナン『ブルックリン』

【助演男優賞】 ◎マーク・ライランス『ブリッジ・オブ・スパイ』 ○シルヴェスタ・スタローン『クリード チャンプを継ぐ男』 ▲トム・ハーディ『レヴェナント:蘇えりし者』

【助演女優賞】 ◎アリシア・ヴィキャンデル『リリーのすべて』 ○ケイト・ウィンスレット『スティーブ・ジョブズ』 ▲ジェニファー・ジェイソン・リー『ヘイトフル・エイト』

【長編アニメ賞】 ◎『思い出のマーニー』 ○『インサイド・ヘッド』 ▲『Anomalisa』

【外国語映画賞】 ◎『サウルの息子』(ハンガリー) ○『Mustang』(フランス) ▲『A War』(デンマーク)

【オリジナル脚本賞】 ◎トム・マッカーシー他『スポットライト 世紀のスクープ』 ○ジョシュ・クーリー『インサイド・ヘッド』 ▲イーサン&ジョエル・コーエン『ブリッジ・オブ・スパイ』

【脚色賞】 ◎ドリュー・ゴナード『オデッセイ』 ○フィリス・ナジー『キャロル』 ▲チャールズ・ランドルフ他『マネー・ショート 華麗なる大逆転』

【美術賞】 ◎コリン・ギブソン『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 ○『レヴェナント:蘇えりし者』 ▲『オデッセイ』

【撮影賞】 ◎エドワード・ラックマン『キャロル』 ○ジョン・シール『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 ▲エマニュエル・ルベツキ『レヴェナント:蘇えりし者』

【衣装デザイン賞】 ◎『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 ○『キャロル』 ▲『シンデレラ』

【編集賞】 ◎マーガレット・シクセル『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 ○ハンク・コーウィン『マネー・ショート 華麗なる大逆転』 ▲トム・マカードル『スポットライト 世紀のスクープ』

【メイクアップ&ヘアスタイリング賞】 ◎『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 ○『100歳の華麗なる冒険』 ▲『レヴェナント:蘇えりし者』

【作曲賞】 ◎エンニオ・モリコーネ『ヘイトフル・エイト』 ○カーター・パウエル『キャロル』 ▲『ブリッジ・オブ・スパイ』

【オリジナル歌曲賞】 ◎Writing’s on the Wall『007/スペクター』 ○Simple Song #3『Youth』 ▲Earned It『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』

【音響賞/録音賞】 ◎『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 ○『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』 ▲『レヴェナント:蘇えりし者』

【音響編集賞】 ◎『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 ○『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』 ▲『レヴェナント:蘇えりし者』

【視覚効果賞】 ◎『オデッセイ』 ○『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 ▲『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』

【ドキュメンタリー賞】 ◎『Amy』 ○『カルテル・ランド』 ▲『ルック・オブ・サイレンス』

【ドキュメンタリー短編賞】 ◎『Last Day of Freedom』 ○『Chau, beyond the Lines』 ▲『Claude Lanzmann: Spectres of the Shoah』

【実写短編賞】 ◎『Ave Maria』 ○『Day One』 ▲『Stutterer』

【短編アニメ賞】 ◎『Bear Story (Historia De Un Oso)』 ○『World of Tomorrow』 ▲『Prologue』

第39回日本アカデミー賞

【最優秀作品賞】 ◎『海街diary』 ○『日本のいちばん長い日』 ▲『百円の恋』

【最優秀アニメーション作品賞】 ◎『百日紅~Miss HOKUSAI~』 ○『バケモノの子』 ▲『心が叫びたがってるんだ。』

【最優秀監督賞】 ◎是枝裕和『海街diary』 ○原田眞人『日本のいちばん長い日』 ▲武正晴『百円の恋』

【最優秀脚本賞】 ◎是枝裕和『海街diary』 ○原田眞人『日本のいちばん長い日』 ▲足立紳『百円の恋』

【最優秀主演男優賞】 ◎二宮和也『母と暮せば』 ○大泉洋『駆込み女と駆出し男』 ▲佐藤浩市『起終点駅 ターミナル』

【最優秀主演女優賞】 ◎安藤サクラ『百円の恋』 ○綾瀬はるか『海街diary』 ▲吉永小百合『母と暮せば』

【最優秀助演男優賞】 ◎本木雅弘『日本のいちばん長い日』 ○本木雅弘『天空の蜂』 ▲新井浩文『百円の恋』

【最優秀助演女優賞】 ◎吉田羊『映画 ビリギャル』 ○黒木華『母と暮せば』 ▲夏帆『海街diary』

【最優秀音楽賞】 ◎菅野よう子『海街diary』 ○サカナクション『バクマン。』 ▲富貴晴美『日本のいちばん長い日』

【最優秀撮影賞】 ◎瀧本幹也『海街diary』 ○藤澤順一『ソロモンの偽証 前篇・事件』 ▲上柴主高秀『日本のいちばん長い日』

【最優秀照明賞】 ◎藤井稔恭『海街diary』 ○宮西孝明『日本のいちばん長い日』 ▲渡邊孝一『母と暮せば』

【最優秀美術賞】 ◎三ツ松ケイコ『海街diary』 ○原田哲男『日本のいちばん長い日』 ▲出川三男『母と暮せば』

【最優秀録音賞】 ◎弦巻裕『海街diary』 ○照井康政, 矢野正人『日本のいちばん長い日』 ▲岸田和美『母と暮せば』

【最優秀編集賞】 ◎是枝裕和『海街diary』 ○原田遊人『日本のいちばん長い日』 ▲石井巌『母と暮せば』

【外国作品賞】 ◎『アメリカン・スナイパー』 ○『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 ▲『セッション』

米アカデミー賞は、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』か『レヴェナント:蘇えりし者』っぽいけど、ちょっと冒険。去年『バードマン』だったので、2年続けてメキシコ人監督に票が行くかなー、ということで、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』にするのが順当な予想かも。小さい賞をたくさん獲っている『スポットライト 世紀のスクープ』にしてみました。『思い出のマーニー』もまずありえなくて『インサイドヘッド』だと思います(汗)。自信あるのは外国語映画賞と長編ドキュメンタリー賞のみ。

日本アカデミー賞は、本当は『日本のいちばん長い日』になりそう。『海街diary』は小粒すぎな気がする。作品賞が『日本のいちばん長い日』なら、演技賞以外は全部『日本のいちばん長い日』になるだろうと思う。でも、去年が『永遠の0』だったので、やはり今年は『海街diary』にしておく。助演女優は黒木華っぽいけど、2年続けてじゃなくていいよね、ってことで。

アカデミー賞の発表は日本時間で2月29日、日本アカデミ賞の発表は3月4日です。お楽しみに。